ElementInternals: setFormValue() メソッド

Baseline 2023

Newly available

Since March 2023, this feature works across the latest devices and browser versions. This feature might not work in older devices or browsers.

setFormValue()ElementInternals インターフェイスのメソッドで、このメソッドは、要素の送信値と状態を設定し、これらをユーザーエージェントに伝えます。

構文

js
setFormValue(value)
setFormValue(value, state)

引数

value

サーバーに送信する値として、File、文字列、FormData のいずれかを指定します。

state 省略可

File、文字列、FormData のいずれかで、ユーザーの入力を表します。 これにより、アプリケーションは必要に応じて、ユーザーが送信した情報を、ユーザーが入力した形式で再表示することができます。

メモ: 一般的に、 state はユーザーがー指定した情報を渡すために、 value はサニタイズ後、サーバーに送信するのに適した情報を渡すために使用されます。 たとえば、カスタム要素で日付の入力を求められた場合、ユーザーは「3/15/2019」と入力するかもしれません。 これは state です。 サーバーは 2019-03-15 という日付書式を期待しているので、この書式の日付が value として渡されます。

返値

undefined です。

例外

NotSupportedError DOMException

要素の formAssociated プロパティが true に設定されていない場合に発生します。

次の例では、チェックボックスのカスタム要素で、サーバーに送信する値として on を、状態として checked を設定しています。

js
this.internals_.setFormValue("on", "checked");

仕様書

Specification
HTML Standard
# dom-elementinternals-setformvalue

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser