InputEvent: inputType プロパティ

inputTypeInputEvent インターフェイスの読み取り専用プロパティで、編集可能なコンテンツの変更が行われた種別を返します。変更は例えば挿入、削除、テキスト整形などがあります。

入力された入力種別を含む文字列です。insertTextdeleteContentBackwardinsertFromPasteformatBold など、多くの値を取り得ます。利用可能な入力種別の完全なリストは、Input Events Level 2 仕様の Attributes の章を参照してください。

この例は編集可能な <div>入力イベントinputType をログ出力します。

HTML

html
<p id="log">入力種別:</p>
<div
  contenteditable="true"
  style="margin: 20px;padding: 20px;border:2px dashed red;">
  <p>
    いくつかのサンプルテキストです。改行を入れたり、異なる形でテキストを削除したり、異なるコンテンツを貼り付けたりしてみてください。
  </p>
  <hr />
  <ul>
    <li>サンプルの</li>
    <li>箇条書き</li>
    <li>リスト</li>
  </ul>
  <p>他の段落</p>
</div>

JavaScript

js
const log = document.getElementById("log");
const editable = document.querySelector("div[contenteditable]");
editable.addEventListener("input", logInputType);

function logInputType(event) {
  log.textContent = `入力種別: ${event.inputType}`;
}

結果

<div> 内のテキストを編集して、どうなるかを試してみてください。

メモ: もっと詳細な例として Masayuki Nakano's InputEvent test suite も参照してください。

仕様書

Specification
UI Events
# dom-inputevent-inputtype

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser