PerformanceTiming

非推奨;: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。

警告: このインターフェイスは Navigation Timing Level 2 仕様では非推奨です。代わりに PerformanceNavigationTiming インターフェイスを使用してください。

PerformanceTiming インターフェイスは、下位互換性のために維持されている古いインターフェイスであり、現在のページの読み込み中および使用中に発生するさまざまなイベントに関するパフォーマンスタイミング情報を提供するプロパティを含みます。ページを記述する PerformanceTiming オブジェクトは window.performance.timing プロパティを使用して取得します。

プロパティ

PerformanceTiming インターフェイスに継承したプロパティはありません。

これらのプロパティはそれぞれ、ページの読み込みプロセスにおいて特定のポイントに到達した時刻を表します。 DOM イベントに対応しているものもあれば、特徴的なブラウザーの内部操作が行われた時刻を記述するものもあります。

それぞれの時刻は符号なし 64 ビット整数 (unsigned long long) として提供され、 UNIX 元期からのミリ秒単位でその時点を表しています。

これらのプロパティは、ナビゲーション処理中に発生する順番に並べられています。

PerformanceTiming.navigationStart 読取専用 非推奨;

アンロードのプロンプトが、同じ閲覧コンテキスト内の前の文書で終了した時刻。前の文書が存在しない場合、この値は PerformanceTiming.fetchStart と同じになります。

PerformanceTiming.unloadEventStart 読取専用 非推奨;

イベント unload が発生したとき、ウィンドウ内の前の文書がアンロードを開始した時刻を示す。前の文書が存在しない場合、または前の文書や必要なリダイレクトが同じオリジンでない場合、返される値は 0 です。

PerformanceTiming.unloadEventEnd 読取専用 非推奨;

unload イベントハンドラーが終了した時刻。前の文書が存在しない場合、または前の文書や必要なリダイレクトのいずれかが同じオリジンでない場合、返される値は 0 である。

PerformanceTiming.redirectStart 読取専用 非推奨;

最初の HTTP リダイレクトが開始された時刻。リダイレクトがない場合、あるいはリダイレクトのひとつが同じオリジンでない場合、返される値は 0 になります。

PerformanceTiming.redirectEnd 読取専用 非推奨;

最後の HTTP リダイレクトが完了した時刻、すなわち HTTP レスポンスの最後のバイトを受信した時刻です。リダイレクトがない場合、あるいはリダイレクトに同一オリジンでないものが含まれている場合、返される値は 0 になります。

PerformanceTiming.fetchStart 読取専用 非推奨;

ブラウザーが HTTP リクエストを使用して文書を取得する準備ができた時刻。この時点は、アプリケーションのキャッシュがチェックされるです。

PerformanceTiming.domainLookupStart 読取専用 非推奨;

ドメイン検索を開始した時刻。持続的な接続を使用している場合、または情報がキャッシュやローカルリソースに保存されている場合、この値は PerformanceTiming.fetchStart と同じになります。

PerformanceTiming.domainLookupEnd 読取専用 非推奨;

ドメイン検索が終了した時刻。持続的な接続を使用している場合、または情報がキャッシュやローカルリソースに保存されている場合、この値は PerformanceTiming.fetchStart と同じになります。

PerformanceTiming.connectStart 読取専用 非推奨;

接続を開く要求をネットワークに送信した時刻。トランスポート層がエラーを報告し、接続確立が再び開始された場合、最後の接続確立開始時刻が与えられます。持続的な接続を使用している場合、この値は PerformanceTiming.fetchStart と同じになります。

PerformanceTiming.connectEnd 読取専用 非推奨;

接続がネットワークで開いた時刻。トランスポート層がエラーを報告し、接続の確立が再び開始された場合、最後の接続の確立に終了した時刻が与えられます。持続的な接続を使用している場合、この値は PerformanceTiming.fetchStart と同じになります。すべての安全な接続ハンドシェイク、または SOCKS 認証が終了すると、接続が開かれたとみなされます。

PerformanceTiming.secureConnectionStart 読取専用 非推奨;

安全な接続のハンドシェイクが開始された時刻。そのような接続が要求されていない場合は、 0 を返します。

PerformanceTiming.requestStart 読取専用 非推奨;

ブラウザーが実際の文書を取得するために、サーバーまたはキャッシュからリクエストを送信した時刻。リクエスト開始後にトランスポート層に障害が発生し、接続が再開された場合は、このプロパティには新たなリクエストに対応する時刻が設定されます。

PerformanceTiming.responseStart 読取専用 非推奨;

ブラウザーがレスポンスの最初のバイトを受信した時刻。サーバーからキャッシュ、またはローカルリソースから受信した時刻。

PerformanceTiming.responseEnd 読取専用 非推奨;

ブラウザーがサーバー、キャッシュ、ローカルリソースからレスポンスの最後のバイトを受信した時刻、またはこれが最初に発生した場合は接続が閉じられた時刻。

PerformanceTiming.domLoading 読取専用 非推奨;

パーサーが処理を開始し、その Document.readyState'loading' に変わり、対応する readystatechange イベントが発行された時刻。

PerformanceTiming.domInteractive 読取専用 非推奨;

パーサーがメイン文書の処理を終了し、その Document.readyState'interactive' に変わり、対応する readystatechange イベントが発行された時刻。

PerformanceTiming.domContentLoadedEventStart 読取専用 非推奨;

パーサーが DOMContentLoaded イベントを送信する直前、つまり解釈処理直後に実行する必要があるすべてのスクリプトの実行が完了した時刻。

PerformanceTiming.domContentLoadedEventEnd 読取専用 非推奨;

一刻も早く実行する必要のあるスクリプトが、順不同にかかわらず、すべて実行が完了した時刻。

PerformanceTiming.domComplete 読取専用 非推奨;

パーサーがメイン文書の処理を終了し、その Document.readyState'complete' に変わり、対応する readystatechange イベントが発行された時刻。

PerformanceTiming.loadEventStart 読取専用 非推奨;

現在の文書に対して load イベントが送信された時刻。このイベントがまだ送信されていない場合は、 0 を返します。

PerformanceTiming.loadEventEnd 読取専用 非推奨;

load イベントハンドラーが終了した時刻、すなわち load イベントが完了した時刻です。このイベントがまだ送信されていない場合、またはまだ完了していない場合、 0 を返します。

メソッド

PerformanceTiming インターフェイスに継承したメソッドはありません。

非推奨; PerformanceTiming.toJSON() 非標準

JSON オブジェクト で、この PerformanceTiming オブジェクトを表します。

仕様書

Navigation Timing 仕様書 がこの機能を非推奨としたため、この機能は標準化される予定はありません。 代わりに PerformanceNavigationTiming インターフェイスを使用してください。

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報