Request: clone() メソッド

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since March 2017.

clone()Request インターフェイスのメソッドで、現在の Request オブジェクトのコピーを生成します。

基礎となる ReadableStream.tee API と同様に、複製された Responsebody は 2 つの本体のうち速い方のコンシューマーの速度で背圧を通知し、未読データは制限や背圧なしに遅い方のコンシューマーによる body に内部でキューイングされます。 ストリームから Request を作成し、それを clone するときには注意が必要です。

clone() は、リクエスト本体が既に使用されている場合、 TypeError を発生させます。実際、clone() が存在する主な理由は、(一度しか使用しない場合に)本体オブジェクトを複数回使用することを可能にするためです。

もしリクエストを変更するつもりなら、 Request コンストラクターの方がいいかもしれません。

構文

js
clone()

引数

なし。

返値

clone() が呼び出された Request の正確なコピーである Request オブジェクト。

次のスニペットは、Request.Request() コンストラクターをー使って(スクリプトと同じディレクトリーにある画像ファイルのために)新しいリクエストを生成してから、リクエストをコピーしています。

js
const myRequest = new Request("flowers.jpg");
const newRequest = myRequest.clone(); // a copy of the request is now stored in newRequest

仕様書

Specification
Fetch Standard
# ref-for-dom-request-clone①

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連項目