WebAssembly.RuntimeError
WebAssembly.RuntimeError
オブジェクトは、 WebAssembly がトラップを指定するたびに例外として発生するエラー型です。
コンストラクター
WebAssembly.RuntimeError()
-
新しい
WebAssembly.RuntimeError
オブジェクトを生成します。
インスタンスプロパティ
WebAssembly.RuntimeError.prototype.message
-
エラーメッセージ。
Error
から継承しています。 WebAssembly.RuntimeError.prototype.name
-
エラー名。
Error
から継承しています。 WebAssembly.RuntimeError.prototype.fileName
-
このエラーを発生させたファイルのパス。
Error
から継承しています。 WebAssembly.RuntimeError.prototype.lineNumber
-
このエラーを発生させたファイルの行番号。
Error
から継承しています。 WebAssembly.RuntimeError.prototype.columnNumber
-
このエラーが発生した行の列番号。
Error
から継承しています。 WebAssembly.RuntimeError.prototype.stack
-
スタックトレース。
Error
から継承しています。
インスタンスメソッド
WebAssembly.RuntimeError.prototype.toSource()
-
同じエラーを評価できるコードを返します。
Error
から継承しています。 WebAssembly.RuntimeError.prototype.toString()
-
指定された
Error
オブジェクトを表す文字列を返します。Error
から継承しています。
例
新しい RuntimeError のインスタンスの作成
以下のスニペットでは、新しい RuntimeError
インスタンスを生成して、詳細をコンソールに記録します。
js
try {
throw new WebAssembly.RuntimeError("Hello", "someFile", 10);
} catch (e) {
console.log(e instanceof WebAssembly.RuntimeError); // true
console.log(e.message); // "Hello"
console.log(e.name); // "RuntimeError"
console.log(e.fileName); // "someFile"
console.log(e.lineNumber); // 10
console.log(e.columnNumber); // 0
console.log(e.stack); // コードが実行されていた位置を返す
}
仕様書
Specification |
---|
WebAssembly JavaScript Interface # exceptiondef-runtimeerror |
ECMAScript Language Specification # sec-native-error-types-used-in-this-standard |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser