CSSStyleDeclaration.getPropertyCSSValue()
非推奨;: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。
CSSStyleDeclaration.getPropertyCSSValue() メソッドインターフェイスは、プロパティの CSS 値を含む CSSValue
を返します。プロパティ名が一括指定プロパティの場合は null
を返すことに注意して下さい。
メモ: このインターフェイスは、型付けされた CSS オブジェクトモデルを作成する試みの一部でした。この試みは放棄されており、ほとんどのブラウザーは実装していません。
この目的を達成するには、以下のものを使用することができます。
CSSStyleDeclaration.getPropertyValue()
が型付けなしの CSS オブジェクトモデルにあり、広く対応されています。Element.computedStyleMap()
が最近の CSS 型付きオブジェクトモデル API にありますが、対応が少なく実験的なものと考えられています。
構文
getPropertyCSSValue(property)
引数
property
-
文字列で、取得するプロパティ名を表します。
返値
プロパティの CSS 値を含む CSSValue
です。存在しない場合は null
を返します。
例
次の JavaScript コードは、 CSS の color
プロパティの計算済みの RGB 値を含むオブジェクトを取得します。
const style = window.getComputedStyle(elem, null);
const rgbObj = style.getPropertyCSSValue("color").getRGBColorValue();
仕様書
この機能はもともと、 DOM Style Level 2 仕様書で定義されていましたが、それ以降の標準化の取り組みからは外れています。
この機能は、最新の、しかし互換性のない、 CSS 型付きオブジェクトモデル API に取って代わられ、現在は標準化されています。
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser