DedicatedWorkerGlobalScope: messageerror イベント
Baseline 2023
Newly available
Since March 2023, this feature works across the latest devices and browser versions. This feature might not work in older devices or browsers.
messageerror
イベントは DedicatedWorkerGlobalScope
オブジェクトで、シリアライズ解除できないメッセージを受け取ったときに発生します。
このイベントはキャンセル不可で、バブリングしません。
構文
このイベント名を addEventListener()
などのメソッドで使用するか、イベントハンドラープロパティを設定するかしてください。
addEventListener("messageerror", (event) => {});
onmessageerror = (event) => {};
イベント型
MessageEvent
です。 Event
を継承しています。
イベントプロパティ
このインターフェイスには、親である Event
から継承したプロパティもあります。
MessageEvent.data
読取専用-
メッセージ送信者から送信されたデータです。
MessageEvent.origin
読取専用-
文字列で、メッセージ送信者のオリジンを表します。
MessageEvent.lastEventId
読取専用-
文字列で、このイベントの固有の ID を表します。
MessageEvent.source
読取専用-
MessageEventSource
(WindowProxy
,MessagePort
,ServiceWorker
の何れかのオブジェクトがなれる)で、メッセージ送信者を表します。 MessageEvent.ports
読取専用-
MessagePort
オブジェクトの配列で、メッセージが送信されるチャネルに関連するポートを表します(チャネルメッセージングや共有ワーカーにメッセージを送信する場合など、必要に応じて)。
例
messageerror
は addEventListener()
を使用して待ち受けします。
// worker.js
self.addEventListener("messageerror", (event) => {
self.postMessage("Error receiving message");
console.error(event);
});
同じですが、 onmessageerror
イベントハンドラープロパティを使用しています。
// worker.js
self.onmessageerror = (event) => {
self.postMessage("Error receiving message");
console.error(event);
};
仕様書
Specification |
---|
HTML Standard # event-messageerror |
HTML Standard # handler-dedicatedworkerglobalscope-onmessageerror |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser