FileReader.readAsText()
readAsText()
メソッドは、指定された Blob
または File
の内容を読み取るために使用します。読み取り操作が完了すると、 readyState
が DONE
に変わり、 loadend
イベントが発生し、 result
プロパティにはファイルの内容が文字列として格納されます。
メモ: Blob.text()
メソッドは、ファイルをテキストとして読み取るための新しいプロミスベースの API です。
メモ:
このメソッドは、ファイルの内容全体をメモリーに読み込みますので、巨大なファイルには適していません。巨大なファイルには readAsArrayBuffer()
の方が適しています。
構文
js
readAsText(blob)
readAsText(blob, encoding)
引数
blob
encoding
省略可-
読み込みの際に使用する文字エンコーディングを指定する文字列です。この引数が指定されなかった場合は UTF-8 で解釈されます。
返値
なし (undefined
)。
例
HTML
html
<input type="file" onchange="previewFile()" /><br />
<p class="content"></p>
JavaScript
js
function previewFile() {
const content = document.querySelector(".content");
const [file] = document.querySelector("input[type=file]").files;
const reader = new FileReader();
reader.addEventListener(
"load",
() => {
// this will then display a text file
content.innerText = reader.result;
},
false,
);
if (file) {
reader.readAsText(file);
}
}
結果
仕様書
Specification |
---|
File API # readAsDataText |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser