GainNode

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since April 2021.

GainNode インターフェイスは、音量の変更を表します。これは AudioNode 音声処理モジュールで、入力データが出力に伝搬する前に指定のゲインを適用します。GainNode は常にちょうど 1 個の入力と 1 個の出力を持ち、入力と出力のチャンネル数は同じです。

ゲインは単位の無い値で、時間とともに変化し、全入力チャンネルの対応するサンプルに乗算されます。ゲインが変更されると、新しいゲインは即座に適応され、出力の音声に不快な「クリック」が発生します。これを回避するためには、値を直接変更せず、AudioParam インターフェイスの指数関数的に変化させるメソッドを用いるといいです。

GainNode が出力のゲインを上げています。

EventTarget AudioNode GainNode
入力数 1
出力数 1
チャンネルカウントモード "max"
チャンネル数 2 (既定のカウントモードでは未使用)
チャンネルの意味 "speakers"

コンストラクター

GainNode()

新しい GainNode オブジェクトを作成して返します。別の方法として、BaseAudioContext.createGain() ファクトリーメソッドを使うこともできます。AudioNode の生成を参照してください。

インスタンスプロパティ

親の AudioNode からプロパティを継承します。

GainNode.gain 読取専用

適用するゲインを表す a-rate の AudioParam です。適用するゲインを変更するには、AudioParam.value を設定するか、AudioParam のメソッドを用いる必要があります。

インスタンスメソッド

専用のメソッドはありません。親の AudioNode からメソッドを継承します。

例

BaseAudioContext.createGain() にAudioContext を用いて GainNode を生成するサンプルコードがあります。

仕様書

Specification
Web Audio API
# GainNode

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報