String.prototype.fontcolor()
非推奨;: この機能は非推奨になりました。まだ対応しているブラウザーがあるかもしれませんが、すでに関連するウェブ標準から削除されているか、削除の手続き中であるか、互換性のためだけに残されている可能性があります。使用を避け、できれば既存のコードは更新してください。このページの下部にある互換性一覧表を見て判断してください。この機能は突然動作しなくなる可能性があることに注意してください。
fontcolor()
メソッドは、文字列を <font>
要素に埋め込み (<font color="...">str</font>
)、文字列が指定されたフォント色で表示されるようにする文字列を生成します。
メモ: HTML ラッパーメソッドはすべて非推奨となっており、互換性目的のみで標準化されています。fontcolor()
の場合、<font>
要素は HTML5 で廃止されており、今後使用するべきではありません。代わりにウェブ開発者は CSS プロパティを使用してください。
構文
fontcolor(color);
引数
color
-
16 進数の RGB 値または文字列リテラルで色を表す文字列です。 CSS 色リファレンスに、色名の文字列リテラルの一覧があります。
返値
開始タグ <font color="color">
(color
の中の二重引用符は "
に置き換えられます)、str
のテキストが来て、終了タグ </font>
が来る文字列です。
解説
fontcolor()
メソッド自体は、単純に文字列の部品を検証や正規化せずに接続するだけです。しかし、妥当な <font>
要素を作成するには、16 進数の RGB で表現する場合は、 rrggbb
の書式を使用する必要があります。例えば、サーモン色は red=FA, green=80, blue=72 であるため、サーモン色の RGB 値は "FA8072
" です。
例
fontcolor() の使用
以下の例は fontcolor()
メソッドを使用して、 HTML の <font>
要素を伴う文字列を生成することで文字列の色を変更しています。
const worldString = "Hello, world";
console.log(`${worldString.fontcolor("red")} is red in this line`);
// '<font color="red">Hello, world</font> is red in this line'
console.log(
`${worldString.fontcolor("FF00")} is red in hexadecimal in this line`,
);
// '<font color="FF00">Hello, world</font> is red in hexadecimal in this line'
element.style
オブジェクトを使用すると、要素の style
属性を使用して、次のようにもっと汎用的に操作することができます。
document.getElementById("yourElemId").style.color = "red";
仕様書
Specification |
---|
ECMAScript Language Specification # sec-string.prototype.fontcolor |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser