WebAssembly.Table.prototype.grow()
grow()
は WebAssembly.Table
オブジェクトのプロトタイプメソッドで、 Table インスタンスの大きさを指定された要素数だけ拡張します。
構文
js
grow(number);
引数
- number
-
テーブルを拡張する要素数です。
返値
直前のテーブルの長さです。
例外
grow()
の操作が何らかの理由で失敗した場合、 RangeError
が発生します。
例
grow の使用
以下の例では、新しい WebAssembly Table のインスタンスを初期サイズ 2、最大サイズ 10 で生成しています。
js
var table = new WebAssembly.Table({
element: "anyfunc",
initial: 2,
maximum: 10,
});
以下のようにして、テーブルを 1 だけ拡張することができます。
js
console.log(table.length); // "2"
console.log(table.grow(1)); // "2"
console.log(table.length); // "3"
仕様書
Specification |
---|
WebAssembly JavaScript Interface # dom-table-grow |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser