Event: target プロパティ

targetEvent インターフェイスの読み取り専用プロパティで、イベントが配信されたオブジェクトへの参照です。これは、イベントのバブリングまたはキャプチャ段階でイベントハンドラーが呼び出されたときの Event.currentTarget とは異なります。

関連する EventTarget です。

event.target プロパティは、イベントデリゲーションを実装するために使用できます。

js
// リストの作成
const ul = document.createElement("ul");
document.body.appendChild(ul);

const li1 = document.createElement("li");
const li2 = document.createElement("li");
ul.appendChild(li1);
ul.appendChild(li2);

function hide(evt) {
  // evt.target はクリックされた <li> 要素を参照しています。
  // これはこのコンテキストで親である <ul> を参照している evt.currentTarget とは異なります。
  evt.target.style.visibility = "hidden";
}

// リストにリスナーを接続します
// <li> がクリックされた時に発行されます。
ul.addEventListener("click", hide, false);

仕様書

Specification
DOM Standard
# ref-for-dom-event-target③

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報