PointerEvent: azimuthAngle プロパティ
Experimental: これは実験的な機能です。
本番で使用する前にブラウザー互換性一覧表をチェックしてください。
azimuthAngle
は PointerEvent
インターフェイスの読み取り専用プロパティで、 Y-Z 平面と、トランスデューサー(ポインターまたはスタイラス)の軸および Y 軸の両方を含む平面との間の角度を表します。
特定のハードウェアやプラットフォームによっては、ユーザーエージェントが画面平面に相対するトランスデューサーの方向として、tiltX
と tiltY
、または altitudeAngle
と azimuthAngle
のいずれか一組の値しか受け取らない可能性があります。
このプロパティの追加の説明については、仕様書の Figure 5 を参照してください。
値
0
から 2π
までのラジアンによる角度で、0
は X-Y 平面上で、キャップが X 値の増加方向(真下に見て「3 時」の方向)を向いているトランスデューサーを表します。時計回りに進むにつれて値が徐々に増加します(「6 時」の位置でπ/2
、「9 時」の位置でπ
、「12 時」の位置で3π/2
)。
トランスデューサーが表面に対して垂直(altitudeAngle
が π/2
)の場合、値は 0 になります。
傾きや角度を報告しないハードウェアやプラットフォームでは、値は 0
です。
例
js
someElement.addEventListener(
"pointerdown",
(event) => {
process_angles(event.altitudeAngle, event.azimuthAngle);
},
false,
);
仕様書
Specification |
---|
Pointer Events # dom-pointerevent-azimuthangle |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser