Number.prototype.toExponential()
Baseline Widely available
This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since July 2015.
toExponential()
メソッドは Number
オブジェクトを指数表記で表した文字列を返します。
試してみましょう
構文
toExponential()
toExponential(fractionDigits)
引数
fractionDigits
省略可-
任意です。小数点の後の桁数を指定する整数です。既定値はその数を表すのに必要な数の桁です。
返値
Number
オブジェクトを、指数表記 (小数点前は 1 桁、小数点の後は fractionDigits
によって指定された桁で切り捨て) で表した文字列です。
例外
RangeError
-
fractionDigits
が1
以上100
以下ではない場合に発生します。 TypeError
-
このメソッドが
Number
ではないオブジェクトに対して呼び出された場合に発生します。
解説
fractionDigits
引数が省略された場合、小数点の後の桁数は、その値を特定するのに必要な桁数になります。
toExponential
メソッドを 1 つの数値リテラル、または、指数も小数点もない数値リテラルに対して使用する場合、ドットが小数点として解釈されることを防ぐために、メソッド呼び出しに先立つドットの前に空白を置いてください。
引数 fractionDigits
で指定された桁よりも多くの桁を持っている数の場合、その数は、fractionDigits
の桁で表すことができる最も近い数で表されます。toFixed()
メソッドの説明における概数表現の説明を参照してください。それは、toExponential
メソッドにも適用されます。
例
toExponential の使用
const numObj = 77.1234;
console.log(numObj.toExponential()); // 7.71234e+1 と表示
console.log(numObj.toExponential(4)); // 7.7123e+1 と表示
console.log(numObj.toExponential(2)); // 7.71e+1 と表示
console.log((77.1234).toExponential()); // 7.71234e+1 と表示
console.log((77).toExponential()); // 7.7e+1 と表示
仕様書
Specification |
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ECMAScript Language Specification # sec-number.prototype.toexponential |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser