DOMTokenList: item() メソッド

item()DOMTokenList インターフェイスのメソッドで、リスト内の項目をその位置から取得します。

メモ: このメソッドはブラケット記法と等価です。 したがって、 aList.item(i)aList[i] と同じです。

構文

js
tokenList.item(index)

引数

index

返したい項目の位置を表す数値です。整数でなかった場合は、整数部分のみが使用されます。

返値

返された要素を表す文字列です。数値がそのリストの length 以上であった場合は null を返します。

例外

TypeError

index が整数に変換できなかった場合に発生します。

次の例は、 <span> 要素に設定されたクラスのリストを DOMTokenList として取得するのに Element.classList を使用します。それからリスト内の最後の要素を item(tokenList.length - 1) を使用して取得し、 <span>Node.textContent の中に書き込みます。

最初に HTML です。

html
<span class="a b c"></span>

そして JavaScript です。

js
const span = document.querySelector("span");
const classes = span.classList;
const item = classes.item(classes.length - 1);
span.textContent = item;

出力結果は以下のようになります。

仕様書

Specification
DOM Standard
# ref-for-dom-domtokenlist-item①

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser