Window.find()

非標準: この機能は標準ではなく、標準化の予定もありません。公開されているウェブサイトには使用しないでください。ユーザーによっては使用できないことがあります。実装ごとに大きな差があることもあり、将来は振る舞いが変わるかもしれません。

メモ: Window.find() の対応は、 Gecko の将来のバージョンで変更される可能性があります。 Firefox バグ 672395 を参照してください。

Window.find() メソッドは、ウィンドウ内の文字列を順次検索します。

構文

js
find(
  aString,
  aCaseSensitive,
  aBackwards,
  aWrapAround,
  aWholeWord,
  aSearchInFrames,
  aShowDialog,
);

引数

aString

検索するテキスト文字列です。

aCaseSensitive

論理値です。 true の場合、大文字と小文字を区別して検索します。

aBackwards

論理値です。 true の場合、後方検索を行います。

aWrapAround

論理値です。 true の場合、折り返し検索を行います。

aWholeWord

論理値です。 true の場合、完全一致検索を行います。これは実装されていません。 Firefox バグ 481513 を参照してください。

aSearchInFrames

論理値です。 true の場合、フレーム内の検索を行います。

返値

文字列が見つかったら true です。それ以外の場合は false です。

JavaScript

js
function findString(text) {
  document.querySelector("#output").textContent =
    "String found? " + window.find(text);
}

HTML

html
<p>Apples, Bananas, and Oranges.</p>
<button type="button" onClick='findString("Apples")'>Search for Apples</button>
<button type="button" onClick='findString("Bananas")'>
  Search for Bananas
</button>
<button type="button" onClick='findString("Orange")'>Search for Orange</button>

<p id="output"></p>

結果

メモ

一部のブラウザーでは、 Windows.find() はサイト内で見つかったコンテンツを選択(強調表示)します。

仕様書

どの仕様書にも含まれていません。

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser