MathML 第一歩の概要

MathML はウェブページに数式を書くために使用するマークアップ言語です。このモジュールでは、MathML がどのように動作するのか、構文はどのように見えるのか、HTML の中で MathML を使用し始めるにはどうすればよいのか、といった基本的なことから、MathML を使いこなすための穏やかな道のりを提供します。

フロントエンドのウェブ開発者を目指している方へ

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始めましょう

前提知識

このモジュールを始めるには、以下のものを備えている必要があります。

  1. コンピューターを使用し、ウェブを受動的(見ていく、コンテンツを消費していく)に使用することに基本的に慣れていること。
  2. 基本的なソフトウェアのインストールで詳しく説明しているように、基本的な作業環境を設定し、ファイルの取り扱いで詳しく説明しているように、ファイルを作成し管理する方法を理解していること。
  3. HTML 入門で記述されているように、 HTML の基本的な知識に慣れていること。

メモ: 自分自身でファイルを作成する能力のないコンピューター/タブレット/他の端末で作業している場合は、 JSBinGlitch のようなオンラインコーディングプログラムでコード例を試すことができます。

ガイド

このモジュールには以下の記事があります。 MathML の基本的な理論をすべて学び、いくつかのスキルを試す機会を提供します。

MathML を始めよう

この記事では、単純な HTML 文書を用意し、そこに MathML の数式を追加する方法を、いくつかの要素を紹介しながら見ていきます。

テキストコンテナー

MathML の概要を理解したところで、 MathML 数式の構成要素として使用するテキストコンテナー(変数、数値、演算子、...)に移動します。

分数と根号

この記事では、テキストコンテナーにおいて分数や根号を入れ子にして、より複雑な MathML 式を構築する方法を記述しています。

添字

基本的な数学記法の復習を続け、添字を使った MathML 要素の構築に焦点を当てます。

基本的な数学表記がすべてわかったら、あとは行列のような式や他にも高度な数学レイアウトを使用することができる表形式レイアウトを考えることができます。

評価試験

以下の試験では、上記のガイドに応じた MathML の基本を理解しているかどうかをテストします。

3 つの有名な数式

前の記事で学んだことで、すでに比較的洗練された MathML 数式を書くことができるはずです。この評価試験ではそのための機会を提供します。