:active
:active
は CSS の擬似クラスで、ユーザーによってアクティブ化されている要素 (ボタンなど) を表します。マウスを使用する場合は、「アクティブ化」とはふつう、主ボタンを押し下げたときに始まります。
試してみましょう
:active
擬似クラスは、よく <a>
および <button>
要素で使われます。この擬似クラスで他のよくあるターゲットとしては、アクティブ化される要素を含む要素や、関連付けられた <label>
要素を通してアクティブ化されるフォーム要素です。
:active
擬似クラスによって定義されたスタイルは、少なくとも同等の仕様を持つリンク関連の擬似クラス (:link
、:hover
、 :visited
)によって上書きされます。適切にリンクにスタイルを適用するには、 LVHA 順: :link
— :visited
— :hover
— :active
で定義されるように、他のすべてのリンク関連ルールの後に :active
ルールを置いてください。
メモ:
複数ボタンのマウスを使うシステムでは、 CSS 3 は :active
擬似クラスは主ボタン、つまり右手用のマウスではふつう最も左のボタンにのみ適用しなければならないと定義しています。
構文
css
:active {
/* ... */
}
例
アクティブなリンク
HTML
html
<p>
この段落にはリンクが含まれています。
<a href="#">このリンクはクリックすると赤色になります。</a>
この段落は段落やリンクをクリックすると灰色になります。
</p>
CSS
css
/* 未訪問リンク */
a:link {
color: blue;
}
/* 訪問済みリンク */
a:visited {
color: purple;
}
/* ホバー時 */
a:hover {
background: yellow;
}
/* アクティブなリンク */
a:active {
color: red;
}
/* アクティブな段落 */
p:active {
background: #eee;
}
結果
フォーム要素をアクティブ化
HTML
html
<form>
<label for="my-button">ボタン: </label>
<button id="my-button" type="button">
ここかラベルをクリックしてみてください。
</button>
</form>
CSS
css
form :active {
color: red;
}
form button {
background: white;
}
結果
仕様書
Specification |
---|
HTML Standard # selector-active |
Selectors Level 4 # the-active-pseudo |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser